皆さん仕事をされる際「パソコンの画面足りない…!」となったことはないですか?
もちろんHDMIなどで別のディスプレイと接続してマルチディスプレイにするのも手ですが、デスクのスペースを考えると2, 3台が関の山…。
そんなお悩みを解決するのが、仕事用のメガネ型ディスプレイ「Visor」です。今回はVisorの機能と特徴を見てみましょう!
仕事用AR「Visor」とは?
こちらがimmersed社が開発した「Visor」です。これを装着するとimmersedという自社アプリによって最大5つのスクリーンを同時に利用することができ、仮想環境、ワークスペース、解像度をお好みでカスタマイズできます。これによりデスクの中空部分など空いたスペースに自由にスクリーンを配置することが可能となるのです!
仕事や学習のスタイルが変わる中、このVisorは日常的にXRを使用していない方のニーズにも合わせて設計され、仕事から娯楽まであらゆることに使いやすいツールとなっています。そのため、Visorにはゴーグル型として使用する際のパーツ「ストラップ」とメガネ型として使用する際のパーツ「ステム」が同包されており、オフィスやカフェなど人目が気になる場合はメガネ型で、長時間使用する場合はゴーグル型で、といった具合に使い分けることができます。
さらにimmersed社ではバッテリー付きポケットWi-Fiも提供しています。これによりVisorはコンピュータとワイヤレスで接続されるため、コード問題に悩まされることなくどんな場所でも自由に使えます。またこのポケットWi-Fiはコンピュータと有線接続すると、より高解像度で低遅延の動作になると紹介されています。
「Visor」の特徴
続いてVisorの特徴を見ていきましょう!
高解像度ディスプレイ
「Visor」は片眼に4K解像度の有機ELディスプレイを搭載しています。これにより高精細で鮮明なスクリーンを表示でき、細かい作業にも適しています。また、Visorの仮想スクリーンと物理的な高性能ディスプレイとを併用する際にも、画質の違いによるストレスを感じることがありません。
広い視野角
視野角は100度であり、これにより没入感が向上します。ユーザーは広い範囲で仮想ディスプレイを活用でき、一目見るだけで多くの情報が入ってくるため情報を一元的に管理することができます。
軽量設計
通常のスマートフォンよりも25%軽い設計になっており、ユーザーは長時間装着してもあまり疲れを感じず作業が行えます。またそのサイズも手のひらに収まるサイズで持ち運びにも便利に設計されています。
トラッキング
「Visor」は自由度の高いトラッキング性能を備えており、前後左右上下といったユーザーの頭の動きを正確に認識できます。これにより自然な操作が可能で、どこを向いても表示されるスクリーンの位置が固定されるようになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コロナ禍を経験し以前より多様な働き方が主流になっている中、これまで以上に快適な仮想ワークスペースを求める方にとっては、Visorは新たな選択肢となりつつあります。今後、ARデバイスを装着して仕事をするのが一般的になる未来も来るかもしれませんね!
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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