音楽ライブ×メタバースで新たな音楽体験!!

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コロナ禍で実際に足を運ぶ「音楽ライブ」の開催が困難に。そこで代わって多く開催されたのがメタバースによる音楽ライブです。その盛況はコロナ禍を明けた今でも変わっていません。

今回は近年注目されている「メタバースライブ」について見ていきます!

ライブとメタバースのメリット

ライブにメタバースを組み合わせることにはどんなメリットがあるのでしょうか?

大迫力のライブ体験

ライブ会場での音楽体験は、その空間にいる全員がアーティストのパフォーマンスに夢中になっていて一体感がありますよね。しかし取れた座席の位置が遠かったりするとアーティストが点のように小さく見えたりせっかくの動きがわかりづらかったりする場合があります。かといってネット配信などではやっぱり臨場感がいまひとつ…。

そこでメタバース上のライブがいま注目されているんです。メタバース空間では、自分が立ちたい場所に立ち、見たいタイミングで見ることができるので、まるでアーティストが目の前で歌っているかのような臨場感を味わえます。さらにメタバース上のライブでは、大きな花火を打ち上げたり空中にディスプレイを出したりと、現実では実現不可能な大規模な演出も行うこともできるんです!

デジタルアイテム

アーティストグッズを入手するために何時間も並んだり、せっかく入手したグッズが家族によって勝手に捨てられてしまったり、、、グッズに関する悩みは尽きませんよね。

メタバース上のライブではそんな心配はいりません。メタバース上のライブでは、アーティストのグッズがデジタルのアイテムとして手に入れられるようになり、メタバース内で自分のアバターや他のプラットフォーム上で装着したりすることが可能になっています。さらに、このデジタルグッズはNFT(デジタルの物を世界に一つだけであると証明する技術)とも相性が抜群で、その注目度は年々増しています。このため、今はまだ活用事例は多くありませんが今後ますます拡大が期待されている分野です。

自宅でライブ体験

いまのところ、ライブが実施される会場は主に東京や大阪などの都市部に集中しています。そのため地方に住むファンにとっては、アーティストのライブに参加するために高い交通費を払って何時間もかけてくるなど、金銭的にも時間的にもハードルが高いイベントでした。

しかし、今後はメタバース上でのライブももっと盛んになり、自宅からでも他県でのライブを楽しむことができるようになるでしょう。また、国内だけでなく外国のアーティストのライブにも気軽に参戦できるなど、可能性が広がりますね!

活用事例

ここからは実際の活用事例を見ていきます。

フォートナイト:星野源

引用:https://www.barks.jp/news/?id=1000220324&page=2

フォートナイトは基本プレイが無料のバトルロイヤルFPSゲームですが、世界で4億人を超えるユーザーがいる最大級のメタバースプラットフォームとしても知られています。最近では「サウンドウェーブシリーズ」と呼ばれる音楽ショーを開催しており、有名なアーティストをフォートナイト内に招待した特別な音楽パフォーマンスが行われています。このシリーズには2022年6月に星野源が登場したことで話題となり、その後アンコール放送がされるなど大きな注目を浴びました。

ソニーミュージック:ReVerse:X

引用:https://www.youtube.com/watch?v=DboG74wW7_0

「ReVerse:X」とは、ソニー・ミュージックレーベルズが発表した仮想空間上の新たなプロジェクトです。このプロジェクトは、仮想空間を舞台にした様々なアーティストのライブを楽しむことができるもので、非現実的な環境や演出を通じて、新しいライブ体験を提供してくれます。

ReVerse:Xのコンセプトとして、ウェブサイト上では以下のように説明されています。

バーチャル空間上をハックし、中心都市TOKYOの中にステージを作り、立体データ化したラッパーの映像をゲリラ的に映し出し、音楽とともに人々へ発信を始める。

引用:https://revers3x.net/

SANRIO Virtual Festival 

引用:https://v-fes.sanrio.co.jp/

「SANRIO Virtual Festival」は、サンリオとバーチャル空間が融合した世界最大級の音楽フェスティバルです。2回目の開催となる今年のフェスでは、リアルとバーチャルのアーティストが一堂に集結し、独自の魅力を発揮するイベントが展開されます。またVR上でパレードを上演するなど、テーマパーク×メタバースの先駆けとなる新たな試みが行われています。

まとめ

今回はメタバースと音楽についてまとめてみました。今後ライブがよりバーチャル上で行われる機会が増えていくのではとワクワクしますね!

今回の記事が新たな発見につながると嬉しいです。それでは、次回の記事でお会いしましょう!

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