「思い切って新しいコスメを買ってみたけど思っていたのと違った…」そんな経験ありませんか?
デパートなどで試供品が提供されているものも多くありますが、色味だけを確認して終わりとなってしまう場合がありますよね。
こんな悩みを解決するのがAR技術です!ARを使って仮想的に試してみることで、買い間違いや誤差を減らすことができます!今回はARを活用するとどのようなメリットがあるのか、またその実例を説明していきます!
AR活用のメリット
想像とのギャップを埋めることができる
ARを使った仮想的なメイクでは、イメージとのミスマッチを避けることができるのが大きな利点です。デパートなどにおいてある試供品は衛生的な観点から目元や唇など実際に使用したい部位に直接試すのははばかられますよね。また、アイテム同士の相性を確かめたくても試供品を組み合わせるわけにはいかない…。
そこでバーチャルメイクを活用すればそういった問題を気にすることなく自分に似合う商品を見つけられます。もちろんその場で気に入った商品があれば店舗と同様にそのまま購入に進むこともできるので、より手軽にショッピングを楽しむことができます。
多くのアイテムを短時間で試せる
また、多くのアイテムを自宅ですぐに試せるという利点もあります。実店舗の場合、「本当はすっぴんで試したいけど、そこに行くまでにメイクしなきゃ行けない」なんて場合も多いですし、一度試供品を試してまた落として…としている内にあっという間に時間が経ってしまいますよね。
そこでARを使うと、ワンクリックでコスメを付けたり外したりできますし、お目当てのコスメを探すために店内を歩き回る手間もないので効率的に様々なアイテムを試すことができます。
このようにARを使うと、今まで縁のなかったアイテムに出会える確率が上がるんです!それではARでのメイク体験サービスの事例を見ていきましょう。
AR活用事例
資生堂
資生堂が提供している「バーチャルメイク」では、スマホやPCのブラウザから自分の写真を撮ったりアップロードしたりすることで、好みのコスメを試すことができます。また「ライブメイク」機能を使うとリアルタイムの顔が映った状態で表示されるので、様々な角度からの印象を確認することもできます。
「バーチャルメイク」では、SHISEIDO メーキャップやマキアージュ、プリオールなど資生堂の販売している様々なブランドから、口紅、アイシャドウ、チークなどを自由に選んで自分の顔の写真でシミュレーションすることができます。またフィルターとしてマスクが用意されており、マスクをつけた状態での見え方も確認することができます。
また、気に入った商品はそのまま資生堂のECサイトから購入することができ、わざわざデパートやコスメショップに行く手間も省けます。
一方で、バーチャルメイクの画面ではアイテムの値段やレビューは表示されていないため、ECサイトに移動してから詳細を確認して購入をためらってしまう可能性があります。また(当たり前ですが)資生堂の発売するアイテムの組み合わせしか確認することはできないというデメリットもあります。
資生堂のバーチャルメイクは資生堂のWebサービス「ワタシプラス」から試すことができます。
Amazon
Amazonが提供する「バーチャルメイク」機能では、対象商品の中からアイテムを選び、ライブモードや写真で試すことができます。また写真上で左右に動かせる仕切りを境にメイクアップ前後の顔を見比べることができるほか、顔のパーツの位置や塗りの濃さを手動で調整することもできます。さらに保存機能を使うと現在試用しているアイテムの名前が入った写真が保存され、次回からの購入に役立てられます。
先ほどの資生堂との違いとして、Amazonのサービスでは様々なメーカーが様々な商品を出品していることが挙げられます。そのため目的のアイテムがバーチャルメイクの対象になっていれば試すことができますが、すべてのアイテムがバーチャルメイクの対象になっているとは限らないため注意が必要です。またこの機能は個々の商品に適用されているため、アイテム同士の組み合わせを確認することはできません。
AmazonのバーチャルメイクはAmazonアプリのビューティーカテゴリから選択することができます。
まとめ
今回は美容とXRについてまとめてみました。
今後は店舗に行かずとも失敗しない時代がやってくるかもしれませんね!
今回の記事が最先端技術についての理解を深める助けになれば嬉しいです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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