大学選びにニューウェーブ!?:バーチャルキャンパスツアー

VR

大学にこれから通うという方。どういう条件で選んでいますか?

学ぶ内容、偏差値、教授、立地、学生数など人によって様々だと思います。そんな条件の一つにはキャンパスの雰囲気というのもあるでしょう。

実際に訪れることが可能ならいいですが、遠方や海外の大学を志望しているとなかなか実態がわからないこともあるかもしれません。しかし遠くにいながらでもキャンパスの広さ、雰囲気、建物などを確認することができるのが、これから紹介するバーチャルキャンパスツアーです!

バーチャルキャンパスツアーとは

バーチャルキャンパスツアーとは大学のキャンパスを鮮明な360°の3D画像で見ることができるものです。キャンパス紹介動画やHPに掲載されている画像では撮影者が映した方向しか見ることができませんが、バーチャルキャンパスツアーではユーザーが自在に見る方向を変えることができるので、自分の目で気になる部分を確かめることができます。たとえば駐輪場などは、自転車通学しない人にとってはどうでもいい情報ですが、する人にとってはその位置をおさえておくことは非常に重要ですよね。しかし動画や画像ではそこにスポットを当てて説明されることは少ないため、こういった際にバーチャルキャンパスツアーが有効となります。

また普段は入れないような場所も見ることができる可能性があるという点もバーチャルならではです。例えば大学の図書館などは学外者は利用できないようになっていることも多いのですが、撮影の際には特別に内部に入っての撮影、公開が許可されることもあります。これはキャンパスの現地見学にはないバーチャルキャンパスツアー独自の強みといえるでしょう。

実際の事例

東京工科大学

東京工科大学の二つのキャンパス、八王子キャンパスと蒲田キャンパスの様子がバーチャルで360°3Dで閲覧できます。Googleマップのストリートビューと同じような感覚でキャンパス内を探検しているかのような体験が可能です。また要所要所に存在するピンを選択すると、その場所に関する説明を見られたり、別のフロアへ移動することができる仕組みになっています。しかし別のエリアに移動すると新たなタブで立ち上がってしまい、シームレスに全エリアを探索できないという難点もあります。

引用元:https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/index.html#vct

ICU国際基督教大学

ICUでも緑に囲まれた素敵なキャンパスを覗くことができます。こちらのツアーでは各エリアごとに英語での音声説明を聞くことができ、一定時間経過すると自動で次のポイントに移動していきます。ちょうど動画とVRのいいとこ取りをしたようなコンテンツで、あたかも現地でツアーガイドに案内をしてもらっているかのような気分になります。

またICUのキャンパスツアーはお手持ちのパソコンやスマホからだけでなくVRゴーグルにも対応しています。もっと臨場感のあるコンテンツを楽しみたいという方はVRゴーグルで試してみるといいかもしれません!

引用元:https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/icu-vr.html

早稲田大学

早稲田大学の4つのキャンパスをVRで見ることができます。こちらのツアーもGoogleのストリートビューのような操作方法で移動できますが、360°の”映像”ではないため360°画像が撮影された地点以外の場所はうかがい知ることができません。しかし4つキャンパスそれぞれで異なる雰囲気を見比べることができるため、学部選びの一つの基準になるかもしれません。

また早稲田キャンパス版と戸山キャンパス版にはICU同様に英語版が用意されており、海外からの留学生にも雰囲気が伝わるように工夫されています。

引用元:https://waseda-vrtour.com/jp/wasedacampus/

まとめ

いかがでしたか?パンフレットを見てキャンパスを想像するのもいいですが、今はこのようにVRによってキャンパスライフをイメージすることもできます。このように、住んでいる場所に関係なく体験できる取り組みが今後どんどん増えていってほしいですね!

それではまた次の記事でお会いしましょう。

アイキャッチ画像は以下のサイトからお借りしました。

著作者:jcomp/出典:Freepik

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