ランナーがランニングをする際に気になるのが自分のタイム、心拍数、スピードの状態。今まではこれらのデータを確認するのにスマートウォッチなどを活用していましたが、毎回走りながら手首を見るのも大変。
この悩み、まさかのARが解決してくれそうです。どんなものなのか見ていきましょう!
AR投影メガネ「スマートグラス」
「スマートグラス」とは、メガネのような形状でレンズの部分に画面が表示され、周りの様子を見つつ表示されている情報を同時に確認することができるものです。また耳にかけている部分にはスピーカーが搭載されており、音楽を楽しんだりハンズフリーの通話を楽しむこともできます。
スマートグラスが発表された当初は、ごつごつした見た目で重量も重かったため日常使いするほどまで普及しませんでしたが、近年の研究開発により通常のメガネと見分けがつかないレベルにまで発展してきています。また、顔認証ができるモデルや現実世界の物体を認識する技術を搭載したモデルなど、ユニークな特性をもったスマートグラスが各社から発売されています。
このようなスマートグラスの中でもランニングに特化したモデルが発売されているので見てみましょう。
「Minimis Glass」
こちらはオーストラリアの企業が開発したスマートグラス「Minimis Glass」で、ランニングやサイクリングに特化したものです。何が特化しているのでしょうか?
タイムを狙うランナーに向いた軽量モデル
室内用の映画や音楽を楽しむような「スマートグラス」のモデルの問題は重さ。一般的なスマートグラスは500g前後ほどあり、動くのには適していないものが多かったのですが、このMinimis Glassは90gと超軽量。重さを気にせず装着しランニングを楽しめます。またランニングに対応して作られているのでズレることが少ないのも特徴です。
データが走りながら表示される
このレンズではランニング中、時間・距離・心拍数等のデータを、外の景色をみながら確認できます。
これによりいちいちスマホや腕時計を確認する必要がないため、周囲の人や物にぶつかりそうになる心配がないですし、腕の振りなどのペースも乱されなくなりますね!
マップ機能GPS機能搭載
走った後のタイムや距離とともに気になるのがルート。ランナーは坂があったり、走りづらい場所を確認をした上で今後のランに活かしたいと思っているはずです。このMinimis GlassはGPSナビゲーション機能でマップと現在地の表示が可能なため、よりランナーに向いているモデルといえるでしょう。
耐水性、曇り止め設計
耐水設計と曇り止め設計になっているため、走っている間にレンズの視界がくもることもなく、また急な雨が降ったとしても問題なく使うことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は日々のランニングがちょっと便利になるスマートグラスをご紹介しました。
このようにARもあらゆる業界に向けたモデルやデバイスが開発されていますので今後も要チェックです!
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