迷子になりやすい方へ!屋内マップという新提案

AR

先日、日本一高いビル「森JPタワー」を含む大規模複合施設「麻布台ヒルズ」がついに開業しましたね!早速行ってみようと思っても、建物がいくつもあってそれぞれの階数も多くさっそく迷子に

今回はそんな身近にある不便さを解消してくれるARマップ「hyper(ハイパー)」をご紹介します!

屋内ARマップ「hyper」

現在多くの人がMapアプリとして使っているのはGoogleMapではないでしょうか。行き先を入力するとそこまでの経路を教えてくれ、それに沿って歩けばしっかりと目的地まで辿り着けるため非常に便利ですよね。

ただ目的地がショッピングモールの中の3階のお店だったり、駅地下のような周りの景色で判別できない場所だったりすると、建物までの道のりはわかるものの建物内に入ってからの行き方がいまいちよくわからなくなる、といった経験はないでしょうか?

こういったお客さんの不便を解決してくれるhyperのサービスを導入する店舗がいま増えています。実際使ってみるとどんな感じなのか、デモを見てみましょう。

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=e1eJNXdJHRw

イギリス・ロンドンに拠点を置くスタートアップ「Hyper社」によって開発されたhyperは室内のナビゲーションに特化したARマップで、カメラと位置情報を利用して目的地にたどり着くまでのルートをARとマップで表示してくれるサービスを提供しています。これによりお客さんは迷うことなく目的地にたどり着け、スムーズにショッピングを楽しむことができます。またお店側にとっては、途中であきらめて帰ってしまうお客さんが少なくなり、お客さんからの場所に関する質問に時間を取られなくなるなど、様々なメリットがあります。

以下ではhyperに搭載された「ハイパーマップ」と「ハイパーリアリティ」の2種類のモードについて見ていきます。

ハイパーマップ

引用元:https://www.hyperar.com/hyper-maps

ハイパーマップではフロアに位置するテナントの配置図やお店の陳列の図などの電子データをワンクリックですぐにhyperのサービスに取り込むことができます。それによってどこにどんなお店があるのかを把握し、行き先を決めることで目的地への道のりを案内してくれます。お店の特定の名前で検索するのはもちろん、「化粧品」で検索したり「果物」で検索をしてそのものが置いてある場所へと道案内をしてもらうことも可能。エレベーターの場所、ATMといったお店とは関係ないがフロアにあるようなものまで対応できます。

さらに、ユーザーがフロアのマップをカスタマイズすることも可能。表示言語を変更できたり、複数のフロアでの探索にも対応しています。

ハイパーリアリティ

引用元:https://www.hyperar.com

ハイパーリアリティは超正確な屋内位置情報、3Dの店舗マップ、革新的なARナビゲーションを組み合わせたモードで、自分が今いる場所から目的地までを自分の目でみている視点から判断できる点がハイパーマップとは異なります。ARで問題となる場所ずれもほとんどなく、既存のWi-Fiやスマホのセンサーから機械学習を行い、約1m以下の精度でユーザーの位置を特定できるとのことです。

また、目的地には最短経路だけでなく「階段なしの経路」や「エスカレータを使った経路」など、ユーザーやお店の好みに合わせた選択肢が用意されています。さらにはお客さんの動線や滞留場所を分析することもできるので、お店側は買い物客の購買意図、購買履歴、店舗内の位置に基づいた関連商品を表示することも可能です。このようにマップにARを組み込むことによって今までとはまるで違ったナビゲーションが実現できます

まとめ

いかがでしたでしょうか。建物外のアプリとは別に建物内用のナビゲーションを利用することで、より快適な日々が送れそうですよね。残念ながらまだhyperを導入しているお店は少ないですが、もしそういったお店を訪れた際には是非活用してはいかがでしょうか?

それでは次の記事でお会いしましょう。

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