今年9月15日、茨城県立境特別支援学校では生徒たちに対する防災教育の一環として、能美株式会社の「火災臨場体験VR」を活用したプログラムが実施されました。
今回は防災×VRをテーマに、実際の商品事例や防災教育をみていきます!
火災臨場体験VRとは
「火災臨場体験VR」は、能美株式会社によって制作された、火災の危険性を身近に感じ正しく認識するための仮想現実体験プログラムです。このプログラムはオフィスや街中において火災や地震が発生した状況など5つの災害のシーンから選択して災害体験を行うことができます。このプログラムは、一部の人々が「火災は自分には関係ない」と考えがちなことに対処し、災害への備えや意識を高めることを目的としています。
このサービスは防災とVRを掛け合わせた取り組みとして様々な学校や企業で導入され、新聞やテレビにも取り上げられています。以下ではその一例として茨城県立境特別支援学校の例をご紹介します!
学校教育の場で行ったVR火災体験
茨城県立境特別支援学校では9月15日、この火災臨場体験VRを活用した防災教育を実施しました。この学校は周りからの支援を必要とする生徒が通っているため、万が一災害が発生した際に自他ともに適切な対応が取れるよう防災教育に力を注いでいます。今回のイベントでは、ヘッドマウントディスプレイに表示された映像と同じものがスクリーンにも表示され、生徒は火災現場から避難する際にポイントとなる事項を確認しました。
このように防災教育において、以前までは避難訓練や専門の方を招いての講演が一般的だったのに対し、VRを活用することでゲーム感覚で避難に重要なポイントを習得することができるため、生徒たちは楽しみながら防災意識を向上させることができます。
まとめ
今回は災害とVRについてまとめてみました。
今まで災害に遭ったことがない人でも、自分ごととして意識できそうですね!今回の記事が新たな発見につながると嬉しいです。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
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