ARって聞いたことはあるけどよくわからない…。
そう思っている方必見です!今回の記事では、アプリや専用の機材を使うことなく手軽に体験できる「WebAR」についてご紹介します。今回はいくつかのWebARの事例を紹介するので、まだARに触れたことが無い方は、このWebARから始めてみることをオススメします。
WebARとは
WebARは、Google ChromeやSafariなど普段皆さんがお使いのブラウザ上だけでAR(拡張現実)コンテンツを動かす技術です。従来のARでは、特別なアプリをインストールしたり頭に装着する専用の機械を使用する必要がありましたが、このwebARはブラウザだけですべて完結するので、スマートフォンやタブレットなどを持っていれば誰でも簡単にARを楽しむことができます。
・スマホやタブレット
・Google ChromeやSafariなどのブラウザ
その手軽さから近年WebARはいたるところで利用されています。例えば、商品のおまけとして付いてきたカードを読み取るとARのコンテンツが飛び出てきたり、お店の前でスマホをかざすだけで商品情報やレビューを確認できたりと、活用の場が年々広まっています。
WebARを体験できるサイト
百聞は一見に如かずということで、早速WebARを体験してみましょう!
注:以下のサイトは2023/11/09の情報に基づいているため、動作が保証されない場合があります。
peridot:バーチャルペット
- スマホやタブレットから上記のウェブサイトにアクセスします。
- 「Launch」の部分をタップします。
- カメラへのアクセス権を要求された場合、許可します。
LOWYA:家具の試し置き
- スマホやタブレットから上記のウェブサイトにアクセスします。
- 「試し置き」の部分をタップします。
- カメラへのアクセス権を要求された場合、許可します。
- デバイスを平らな場所でゆっくり動かして地面を認識すると、オブジェクトが現れます。
WebARのメリットとデメリット
それでは以下でWebARのメリットとデメリットを見ていきましょう。
- メリット①:簡単にAR体験ができる
ユーザーはアプリをインストールすることなく、ブラウザ上の簡単な操作のみで手軽にARを体験できます。そのためARに初めて触れる人にとってハードルが低いです。
- メリット②:他のウェブサイトやアプリとの連動性が高い
WebARはブラウザ上で動作するため多くのスマホやタブレットに対応しており、SNSなどで他人にシェアする際に便利です。また、ECサイトやブログにも埋め込みやすいため、他のサービスを支える補助的な役割にも向いています。
一方でデメリットも存在します。
- デメリット①:高度なARは実現できない
ブラウザではカメラやマイクなどの限定した機能しか利用することができず、また処理能力もそこまで高くないことが多いため、複雑なARを体験したい場合はアプリや専用の機材を使う必要があります。
- デメリット②:通信環境がないと利用できない
WebARはインターネット経由でコンテンツを読み込むため通信環境がない場所では知用できません。また通信環境がある場所でも、動画や3Dモデルなどのデータ量の多いコンテンツを読み込むので通信データ量には注意が必要です。
このようにWebARは手軽な分デメリットもあるので、用途に応じて使い分けることが大切です。
まとめ
今回はブラウザだけで簡単にARを体験できるWebARについてまとめました。
ぜひ皆さんこの機会に一度体験してみてはいかがでしょうか!
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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